まだ子どもが幼稚園に通っていたころ
「あれもやりたい、これもやりたい」「あそこに行きたい、ここに行ってみたい」
子どもには、たくさんのやりたいことがあったように思います。

明日のお出かけが楽しみで、夜眠れなくなったり、将来の夢を延々と語ってみたり、
”やりたい”気持ちがいつも、子どもの中にたくさんあったことを覚えています。

でも、学校に上がり、課題が増え、目の前にあることをこなすのに忙しくなってくると、
少し様子が変わってきます。
やらなくてはいけないことに押されて、新しいことを考える発想はなくなり、
小さな枠組の中に、自分をしまいこんでしまうのです。

受験生ともなれば、さらにその傾向は強く、勉強以外には興味を持ってはいけない、
とさえ思ってしまいがちです。

自分に制限をかけ、小さな枠に入っていってしまいがちな子どもを、
時間はあるのだ、いつでもできるのだ、とやる気を起こすお手伝いをしてあげましょう。