メルマガ読者のREAL VOICE-教育コーチングの視点-

┌──┐ 神奈川県 SF-Learning杉原代表よりメッセージを頂きました!
│\/│ 「学びをもとに、私が塾で心がけていること」
└──┘

編集部注)
文中にある「マザーカレッジ」とは、
江藤が2010年より展開しているスクールの名称です。
子育て中の保護者と教育関係従事者の方を象としており、
子育てコーチングスキルを身につける場です。

* * *

保護応は、いつの時代も学習塾にとって大きな課題です。
私自身の学びのため、そしてスタッフ育成のために
江藤先生がご登壇された学習塾向けセミナーに参加をしたのが
江藤先生の子育て記事を愛読するようになったキッカケです。

そのなかで「マザーカレッジ」の存在を知り、
保護応というものにする理解をより深めるために
そちらでも勉強を始めました。

マザーカレッジでは、コーチングの考え方に基づき
主に相手にする「声かけ」の大切さを学びました。

そうした学びを経て、現在、
塾における保護応「実践」の場において
心掛けていることは2つあります。

<1>相手の言葉を受け止めること
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「そうですよね」「わかります」
「大変ですよね」「皆さん、○○で悩まれているんです」

そういう言葉が以前に比べて自然に出てくるようになったと実感しています。
もちろん、保護者の方と同世代になってきた、ということもありますが、
この言葉のおかげで、面談が随分盛り上がるようになりました。

学習塾にとって、保護者との連携は何よりも大切。
だから、ついついご家庭での取り組みを、
アレもコレもと求めてしまっていました。

面談では一方的にこちらから話すのではなく、
話」をすることでより信頼感を持っていただける…、
そのようなことを、今、実感しています。

<2>相手の知らない「何か」を必ず伝えること
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「塾でこんなに頑張りましたよ」とか、
「塾でこんな発言していましたよ」とか、
もちろん、そういうことも含めます。

「勉強面は塾にお任せします」と口では言いつつも
保護者の方はお子さんの様子が気になっているもの。
なので、私は内面的な部分や、性格的な部分にも注目しています。

過去に出会った、類似するタイプのお子さんがどのような風に成長したのか
どのような学習、どのような声掛けをしたら効果的だったのか、
そんなこともプラスしています。

両親ともフルタイムで働く、というご家庭も増えてきて、
年々保護者との接点を持ちにくくなっているな、と感じます。
だからこそ弊塾では面談だけでなく、メールや見送り時の立ち話も活用し、
できるだけ保護者の方とコミュニケーション取るようにしています

効果的な相互コミュニケーションで、
保護者の方の信頼を少しずつ獲得できるということ。
当たり前のことですが、マザーカレッジに通って以降、
改めて強く感じています。

* * *

杉原先生、メッセージをありがとうございます!
マザーカレッジの受講生は、圧倒的にお母さんが多いのですが
あの時は確か「白一点」としてのご受講…。
本当に有難うございました。
受講生のお母さん達は、杉原先生から学び、
そして杉原先生は保護者のリアルなお気持ちから何かを得て頂いた…。
まさしく繋がりの場がなし得たことですね!

この先も様々な領域で、保護者教育、コミュニケーション指導に
関わっていってくださいね!