子どもが違和感を感じたときは…


受験の在り方をはじめ、教育界が大きく変わろうとしている昨今の流れのなかで「家庭」というものの重要性が再認識されてきています。

週1回の習い事よりも、毎日繰り返される日常のほうが子どもへの影響力が強いことは、想像に容易いですよね。

これまで、当コラムでも子育てにおいて「家庭」が及ぼす力についてお伝えしてきました。

特に大切にしているのが「声がけ」で、コーチングのスキルを用いることで子どもとの日常的な対話から彼・彼女らの可能性を引き出そうとするお母さん方を応援してきました。

それはもちろん、引き続き行っていく所存です。

が、時折このような声をいただくことがあります。特に思春期以降のお子さんをもつ方から集まりがちな声ですが

「コーチング的な声がけをすると、子どもが身構える」

というものです。

「いつもと何か違って不気味」

とか

「そんなに褒めるなんて、何か裏があるんじゃないの」

とか、身構え方はそれぞれ。ですが、いずれにせよ、お母さんに一種の”異変”を感じ取るようです。無理もありません。お母さんの言動が急に変わったら「どうしたの?」となりますよね。

私の娘にも、コーチングを学んだ直後には同様の反応をされました。

でも、ぜひお伝えしたいのは、お子さんの反応に怯まないこと。

場合によっては「私も変わるために努力している」ということを伝えてしまうのも、アリです。

頑張っているのは自分だけじゃないと思えれば、入試などの難関を前にしてもメンタルは強くいられるものですから。

それでもやっぱり恥ずかしい…と思ってしまうようならば、挨拶しながら肩に手をおいたり、健闘を讃えながら握手をしたりして見ませんか。

タッチがもたらす安心感は絶大で、例えば寝ている子どもにそっとじっくり触れていると、呼吸がどんどん深くなるのですよ。

 

written by 江藤 真規