上から目線の保護者への対応


いろいろな保護者がいらっしゃいます。
(と、お感じになられると思います)

何が気に入らないのか、何が偉いのか…、
上から目線で話しかけてくる保護者の方も、
きっとおいでになりますよね。

このような保護者には、
どう対応していけばいいのでしょうか。

子どものためにも、
ご自身の精神的負担を減らすためにも、
何とか仲良くしていきたいものです。

しかし、先生が下手に出て、
このような保護者を褒めちぎる、
ご機嫌をとる…、
これは絶対にやってはいけません。

その保護者は、更に上から目線になってしまうからです。

だからといって、
負けてはいられない!と
高圧的に振る舞ったところで
相手が折れるわけはなく、
更に関係性は悪化してしまいます。

そこで、提案したいのが
「相手のリアクションを気にせず」
普通に対応する、ということ。

当たり前なことですが、
人間は感情の生き物であり、
「この人は苦手だな」と感じる場面では
普通に対応することは難しいものです。

ですから、相手のリアクションは気にしない!ということを決め、
こちら側から言葉を投げかけることのみに意識を向けてみる。

そうすると、意外と気持ちが楽になるものです。

たとえ返事が返ってこなくても

「お疲れ様です!」と挨拶をする。

そして、返事が返ってこないことは「気にしない!」。

「ああ、今日も○○さんは無言だな~」など
その状況を客観視してみると
〇〇さんの無言も、一つの個性に見えてきたりします。

こちら側が、いつも同じ態度で接していれば、
少なくとも、話せる環境は保つことができます。

きっと何か用事が出来た際には、
相談にのってください…、と
相手側から話をしてくることと思います。

いつも機嫌が悪い人。
いつも上から目線の人。

これらは、その人の自己表現の癖のようなもの。

決して先生が嫌いで、そのような態度をとっているのではなく、
こういう人は、きっと誰に対してでも、
同じような態度をとっているはずです。

表現の仕方は、その人の癖。

相手の癖は気にせず
誰に対してでも、是非同じ言葉を投げかけてみてくださいね。