イマドキ保護者のREAL VOICE-教育コーチングの視点-

case.17  小学2年生女子のお母さん
「子どもにとって、塾が
遊び場になっているように感じています」

もう半年お世話になっていますが、
塾では一どんな勉強をしているのでしょうか。
子どもに聞いてもよくわからず、
この半年の成果としても、今ひとつ見えません。
明るい性格の娘はお友達と遊ぶのが大好きで、
もしかしたら娘にとって、塾は遊びに行く場となっているような気もします。

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お母さんにとっての学習塾は
きっと勉強を頑張るところなのでしょう。
しかし、子どもの年齢に応じて、
子どもの「今―ここ」で必要な学習は異なります。

何を行っているのかはもちろんのこと、
どういった未来像に向かっているのかを説明する必要があります。

その際「一般論ではなく」「その子どもの文脈に合わせた具例」を用いて
会話をすることが重要です。

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解決に導く「提案」のヒント
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1)話を聴く

→いつものことですが、まずは相手が何を伝えたいのか、しっかり聞くことが基本です。
保護者によってはストレートに言わず、曖昧な表現を使うことも多々あり。
「この人は何がいいたいのか」を探りながら聴いていきます。

2)受け止めてから、次に進める
「お話しくださりありがとうございます」
「この学年の学習は、中学年以降のものとは意味合いが異なります。
お子さんの将来にどのような意味合いがあるのか、説明いたします」

→声を聞かせていただいたことに、必ず感謝をしましょう。
その上で低学年の学習がもつ意味合いについて、わかりやすく解説していきましょう。
可視化できる図やグラフはマストです。社会の動向を示し、その上での塾の取り組み、
それが具的に子どもにどのような力をもたらし、いまそのことを学ぶことと
学ばないこととでどのような違いが生まれるのかまで話せると、
とてもいいと思います。

3)具的エピソードを話す

→数値化しにくい低学年時の学習においては、
子どもの具的なエピソードを用いながらその成果を示してあげることです。
半年前との比較ができれば、なおさらいいでしょう。

4)今、学ぶことの重要性を伝える

→大学受験の大変革により、中学受験にはどんな変化が起きているのか、
中学に入った以降も、今学習しているような「基盤」がなければ、
そこからの成長が期待できないことなど、未来の話を具的にしましょう。

5)協力制にあることを伝える

→「いつでも、どんな些細なことでも連絡をください」と伝え
一緒にお子さんの未来に向かっていきましょう。

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低学年の学習には家庭との連携がマストです。
家庭教育に求めることもしっかり伝え、
是非とも学習の成果を上げていってください。

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WEEKLY IN-PUT
話時は、常に敬意と感謝の気持ちをもって

誰でも敬意をもって接してもらったら、嬉しい気持ちなります。
感謝の気持ちを伝えられたら、暖かい気持ちになります。

コーチングというよりも、もはやコミュニケーションの基本
と言えるかもしれませんが、誰かと向かい合って話をするときには
常に「敬意」と「感謝」の気持ちをもって接すると
比較的、話し合いがスムースにまとまっていくものです。

今回「リアルボイス」提案のヒントの2として
「ありがとうございます」という謝辞を挟みました。

本人が相談することを望んだのだから、
抱えている悩みや不安を打ち明けるのは当然です。
けれど、そのことを当然と思わないことで自然と
敬意と感謝の気持ちが生まれてきます。

もしかしたら今日、朝から気分が優れなかったかもしれない
もしかしたら今日、悩みを打ち明けるのをためらっていたかもしれない
もしかしたら今日、誰かにせっつかれて来たのかもしれない

そう考え始めると、相手が今自分の目の前にいることは
その人の努力の成果だと考えることができますね。

実際、自分の思いを誰かに伝えるのには労力を要します。
まずは、今ここに足を運んでくださったことに敬意を表し、
気持ちを伝えてくださったことに、感謝を伝えていきましょう。