日常生活に運動を取り入れるヒント


子どもの将来を考えるとき、勉強だけでなく運動も頑張ってもらいたいと思うお母さんは多いと思います。
だからこそ、昨今子どもの習い事でスポーツ関連のお教室が人気を得ているのでしょう。

特に全身を万遍なく動かす水泳や体操のクラスへの参加者が増えているのが特徴的で、丈夫な身体をつくることを目的とされる方が多いようです。
子どもが思う存分遊べるような里山や原っぱや空き地がなくなってしまった現状を踏まえ、皆さんがそれぞれに考えて行動に移しておられるのだなと思うと感心してしまいます。

以前、当コラムでも運動あそびを取り入れることを提案しました。

幼少期におけるスポーツの重要性

日々の生活のなかにも、子どもの身体能力を高めるためにできることはあるのです。

例えば、階段の上り下り。

足にも効き足があるのでどちらか一方の足ばかりで踏み出していると思います。
ゲーム感覚でもう一方の足で踏み出すよう促してみましょう。これはボール蹴り(投げ)にも応用できます。

左右の偏りをなくすので全身バランスを整えるのに有効ですし、普段とは異 なる意識を要するため集中力も養われます。
なお、足はかかとまで階段に乗せると太ももだけでなくおしりの筋肉にも刺 激が入るそうです。

おしりの筋肉が適度につくと骨盤が立ち背筋が伸び、姿勢が整いやすくなります。
いい姿勢は集中力だけでなく記憶力にもいい影響があると言われています。

この効果、お母さんにも嬉しいですよね。

少し大きなお子様であれば、2段跳びを交えたりしながら段数の計算するような遊びをしても、楽しんでもらえるかもしれません。
下りのときは最後にジ ャンプを取り入れてみるのもいいでしょう。

マンションの場合は配慮が必要ですが…。

習い事をするのが難しい場合などにおいても、親子で一緒に、時には競い合ったりしながら、運動を楽しめるといいですね。